9月の香港PMI、47.9に下落【香港―経済】

日本経済新聞社と金融統計機関IHSマーキットは10月4日、2018年9月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。5日付香港各紙によると、9月のPMIは47.9で、7月の48.5から0.6ポイント下落。2カ月連続の上昇から再び下落に転じ、6カ月連続で景況の分かれ目である50を下回った。民間企業の景気感がさらに悪化したことを表している。IHSマーキット首席エコノミストのバーナード・アウ氏は「貿易摩擦が激化し、顧客の需要は引き続き圧迫を受ける。中国本土への輸出受注の収縮がさらに顕著となった」とコメント。香港貿易発展局(HKTDC)が今年の輸出伸び率予測を6%から3%に下方修正し、第4四半期はゼロ成長またはマイナス成長を予測している。経済団体の関係者は来年の香港の輸出を悲観しており、本土に工場を持つ中小企業には倒産の波が訪れるとみている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180907_13304/

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