港珠澳大橋は10月下旬に開通の見込み【香港―経済】

香港、珠海市、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」は10月下旬に開通する見込みだ。9月28日付香港各紙によると、特区政府運輸及房屋局は27日、3地政府が28日から3日間にわたり初の合同試運転を行うことを明らかにした。直行バスや車両の通関、緊急時の消防・救護車両の通行、各地の税関・出入境管理所の運営をテストし、3地の通関・出入境条件が整った後に中央政府に開通日時の確定を申請することとなる。開通式は習近平・国家主席が主宰する可能性もある。港珠澳大橋の建設プロジェクトは難易度が極めて高く、国家の精鋭部隊を集結し1多くの技術上の困難を克服したため、中央指導者が開通式に出席するのは当然とみられている。開通式は珠海で行われ、主宰の中央指導者の車列は珠海側から主橋、人工島を経て香港に至るとみられる。また米中貿易摩擦が白熱化する中、中国は改革開放を深化させる戦略を取っている。習主席は開通式とともに広東省視察を行い粤港澳大湾区の発展の新たな方向性を示すともみられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180828_12994/

 

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