香港国際空港で自動セキュリティーゲート始動【香港―経済】

香港国際空港で出境者向けの自動化セキュリティーゲート「e―Security Gate」が新たに設置され、9月20日から運用を開始した。機場管理局(AA)の9月19日付プレスリリースによると、設置場所は第1ターミナルの南出発ロビーで、計4機ある。これまで出境カウンターへと向かう前に出境者は旅券と搭乗券を職員に提示し、身分確認を行っていたが、これを自動化した。自動化ゲートにはスキャナーとカメラを設置してあり、パスポートの顔写真とカメラの画像を照合し審査するシステムだという。手順は、まずスキャナーにパスポートを置いてスキャンし、その後、搭乗券のバーコードやスマホのQRコードを読みこませると、カメラで顔が認証されてゲートが開く。所要時間は約20秒と、有人チェックに比べ短時間で済むのが特徴だ。使用条件は満11歳以上で、国際民間航空機関(ICAO)が指定した国・地域のICパスポート所持者で、特別な申請などは不要という。今回は4機の導入だが、今後段階的に増やし、2019年第一四半期までに44機の設置を目指すという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171030_4675/

 

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