企業の21%が採用意欲、ITは人材不足【香港―経済】

第4四半期に増員を予定している香港企業が21%を超え、人材不足の傾向が続いていることがわかった。9月12日付香港各紙によると、これは人材コンサルタントのマンパワーグループが香港内の経営者720人を対象に行った「就業展望調査」であきらかにしたもの。計6業種(金融・保険・不動産、製造、鉱業・建設、卸・小売り、サービス、運輸・公共)の中で「増員予定あり」と答えた最も採用意欲が高い業種は「サービス」で、前年同期比2ポイントの微増で23%。それに続くのが「金融・保険・不動産」で21%、最下位は6%の「製造」となった。全体平均では21%だが、「削減予定」は4%、季節変動など考慮し補正すると17%と、前期、昨年同期とほぼ同じという結果に。なお、最近の求人傾向について同社の徐玉珊・大中華区高級副総裁は「業界を問わず、ブロックチェーンやクラウドエンジニア、ビッグデータ管理者などIT技術者の需要が高い」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180731_12331/

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