特区政府は９月７日、１１月２５日に行われる立法会直接選挙枠九龍西選挙区の補欠選挙の立候補届け出期間を発表した。立候補届け出は１０月２日から受け付けを開始し、１０月１５日に締め切られる。この選挙は自決派の劉小麗氏が議員資格を喪失したために空席となった議席を補うため実施される。９月７日付香港各紙によると、議席奪還のために出馬を検討している劉氏は６日、メディアとの懇談会を行った。劉氏は今回の補選について政府の宣伝活動が少ないことは選挙ムードが盛り上がらないようにするのを狙っていると批判。民主派候補の調整を行う民主動力が予備選挙を経ないで劉氏を擁立するのを香港民主民生協進会（民協）の馮検基・元主席が批判していることについては「馮氏と連絡を取り意思疎通を図りたい。彼の出馬の権利も尊重する」と述べた。またコミュニティー組織や民主派の重鎮を招いて「九龍西地区支援会」を設立する計画も明らかにした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180907_13310/
