香港政府観光局（ＨＫＴＢ）が先ごろ発表した観光統計によると、２０１８年７月の来港者数は前年同月比５．７％増の延べ５４６万１２２２人だった。うち中国本土からの旅行者は前年同月比８．０％増の延べ４４０万２９９５人。伸びが目立ったのがロシアで、同１１．８％増の９９７８人だった。日本からの旅行者は同２．０％増の８万７４３９人だった。本土以外の短距離市場は同６．２％減、新市場は同３．９％減だったが、長距離市場は同４．０％増加した。インドネシアの同３０．４％減など、短距離市場の来港者数が減った要因について、ＨＫＴＢでは米中の貿易摩擦による為替レートの変動が影響したものとみている。一方、１～７月の来港者数は前年同期比９．４％増の延べ３６０６万７２６１人、うち本土からの旅行者は同１２．５％増の延べ２８０９万１８２３人、日本からの旅行者は同５．２％増の延べ７０万３４９０人に達した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180802_12422/
