香港大副教授も妻殺害、学内に死体隠す【香港―社会】

香港中文大学教授の妻子殺害事件の裁判が進む中、大学教授による殺人が再度発覚し、香港社会に衝撃が走っている。8月29日付香港各紙によると、逮捕されたのは香港大学機械工学部副教授の張祺忠・容疑者(53)。同大の理事も務めているという。大学の職員用宿舎に一家で暮らしていた張容疑者だが、20日に妻の陳慧文さん(53)が失踪したとして警察に捜索願を提出した。監視カメラの映像などに妻が外出した痕跡はなかったことに加え、宿舎から木箱を運び出していた容疑者の姿が確認されたことで、警察では失踪にかかわっていると判断。宿舎から3キロメートル離れた学内にある、容疑者の使用していた物置を捜索したところ、腐敗が進んだ妻の遺体が発見され、逮捕となった。現在も警察は捜査を進めている最中だが、容疑者が16日夜に妻と口論していたことが明らかになっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180827_12971/

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