高速鉄道のオープンデー、入場券に市民殺到【香港―経済】

香港鉄路(MTRC)はまもなく開通する広州―香港間高速鉄道の施設を9月1、2日に公開する予定で、その計2万枚の入場券の無料配付に市民が殺到した。8月26日付香港各紙によると、入場券は8月25日9時からショッピングセンターなど6カ所で配付開始予定だったが、同日7時には多くの市民が列をつくったため配付を30分繰り上げた。配付所によっては配付開始から30分でなくなった場所もあり、いずれも2時間内に配り終わったという。人気のプラチナチケットであることから、25日午後にはネット上で1枚95~200ドルで転売する動きもみられた。入場券には「転売禁止」と明記してあるものの、ネットで出回ることについてMTRCは市民にルールを守るよう呼び掛けている。反響の大きさからMTRCでは再度オープンデーを設けることも検討しているという。ちなみに今回のオープンデーでは駅施設が公開されるが、プラットホームと列車は参観できないそうだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180820_12708

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