近鉄百貨店、京東の越境ECサイトへ初出店【中国―経済】

中国市場を牽引するECサイト「京東商城(JD.com)」を運営する大手EC&小売インフラカンパニー京東集団は7月30日、株式会社近鉄百貨店と戦略的業務提携を締結し、近鉄百貨店が越境ECサイト「京東全球購」(JD Worldwide)に海外旗艦店として初出店した。近鉄百貨店は大阪阿倍野に本店を構え、単体としては日本最大規模の百貨店。近年、多くの中国人観光客が来店し、直近1年間で店舗で買い物した中国人のお客様は約15万人で、客単価も平均10万円にのぼる。近鉄百貨店は国内外から多くの著名ブランドをセレクト販売しており、阿倍野本店の 2017年の中国観光客の年間消費額は約200億円。今回の近鉄百貨店海外旗艦店では、コスメやスキンケア、ベビーマタニティ、日用家庭用品、服飾、調理器具など数百種類におよぶ商品を販売予定だ。またオフラインでの宣伝活動も精力的に実施予定で、オン・オフラインの協力により、より多くの中国消費者たちに外出や日本へ旅行する手間なく、日本の商品を購入してもらうことを目指す。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180817_12652/

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