高速鉄道、政府とMTRCの運営契約が承認【香港―経済】

行政会議は8月21日、特区政府と香港鉄路(MTRC)が合意に達した広州―香港間高速鉄道香港区間の運営契約を承認した。22日付香港各紙によると、運営契約の詳細はまだ発表されておらず、林鄭月娥・行政長官は「各方面の交渉作業はすでに最終段階にあり、近く全面的に説明する」と述べた。消息筋情報によれば、契約期間は10~15年、運営利益と損失に上限を設け、15%以上の赤字となれば政府が超過分の80%を補助し、利益が15%を超えれば超過分の80%は政府に納めるという。林鄭長官は「高速鉄道は量ることのできない多くの無形の効果をもたらす。経済発展や観光促進、特に粤港澳大湾区で一時間生活圏を構築する布石となる」と強調。また契約期間については特区政府運輸及房屋局の蘇偉文・副局長が「期間が短ければ短いほど運営に融通が利く」と述べた。9月22日の開通式当日、列車は西九龍駅から広州南駅に向けて出発し、折り返し運転で香港に戻る。乗車するのは招待されたゲストだけとなる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180820_12708/

 

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