デング熱の域内感染、1日で4人確認【香港―社会】

政府衛生防護中心は8月14日、香港域内でのデング熱感染で4人の患者を確認したと発表した。8月15日付香港各紙によると、当局は14日17時に今年初の域内感染(1人目)について発表。その後、21時半ごろに再度会見し、新たに3人の域内感染者について発表した。1人目は17歳の少年で、ほかの3人は76~84歳の高齢者だ。患者のうち2人は葵青区に住んでいるものの、4人に共通点はないという。1人は最近沖縄旅行をしたと話しているが、潜伏期間から推算すると香港域内で感染した可能性が高い。4人とも容体は安定している。香港域内でのデング熱感染は昨年は通年で1件のみで、1日のうちに4人確認されるのは珍しいケースといえる。感染者は8月2~10日に相次いで発症しており、今後2~4週間内に感染者が出るかどうかが流行を占うカギとなるため当局では注視するという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15596

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