香港海事博物館、海上シルクロードの展覧会【香港―社会】

セントラルにある香港海事博物館で8月14日から特別展示「East Meets West:Maritime Silk Routes in the 13th―18th Centurie‘s Exhibition」が始まった。8月13日付プレスリリースによれば、海上シルクロードにおいて香港が重要な存在であったことを裏付けるさまざまな文物200点余りを展示。そのうち2016年に西貢糧船湾で見つかり2年かけて修復した宋代の石製のいかりや、MTR新線建設工事中に出土した陶磁器、貨幣など20数点はいずれもこれが初公開だ。また、広東省、湖北省など中国本土の博物館をはじめ、香港大学美術館などから貸し出された貴重な文物も参観できる。香港の所蔵家から貸し出された22枚の古代地図のうち、「広東沿海統属図」は1839年以前に作られたものと見られ、地図全長は4メートルに達するという貴重な資料だ。入場料は一般30ドル、60歳以上と18歳未満は15ドル。会期は11月11日まで。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180410_8350/

 

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