独立派の学生組織、街頭パフォーマーにデモ【香港―政治】

「香港独立」を主張する学生組織「学生独立連盟」は8月11日夜、尖沙咀のスターフェリーターミナル前で「光復天星行動」と称するデモ活動を行った。12日付香港各紙によると、学生独立連盟の陳家駒・召集人や並行輸入反対運動組織の梁金成氏ら数十人は、旺角の歩行者天国からスターフェリーターミナル前に場所を移してパフォーマンスを行っている中国本土住民または新たな移住者を包囲し退散を要求。警察が仲裁に入ってパフォーマーらに現場からの撤退を促していると、陳氏らは拡声器で「政府は無能」「人民は自分で自分を救え」などと叫んだほか、パフォーマーらを罵倒した。現場には野次馬を含めて約100人が集まって一時混乱したものの、警察ではすでに予期して少なくとも30人を配備していたため大規模な衝突には至らなかった。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の盧瑞安氏は「ストリートパフォーマンスはもともと民生問題だが、香港独立分子はこれを利用して独立をあおることを考えている」と批判。今後も独立派がさまざまな挑発行為を繰り出してくることも予想されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180723_12046/

 

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