『老夫子』展開催、原画120点を公開【香港―社会】

香港を代表する漫画としては最も古い作品といわれる『老夫子』の原画展が開催中だ。8月10日付香港各紙によると、会場は太古広場のサザビーズ香港。先代の作者の王澤氏(本名:王家禧)が昨年他界したため、最後の大型原画展になる可能性が高いという。現存する原稿の中ではシリーズ最古の「揺滾(ロックンロール)老夫子」の表紙原画が公開されているのが話題だが、同原画はすでにネット上で先行してオークションに出品されており、12万ドルからスタートした後、現在では40万ドルの値がついている。なお、『老夫子』は親子二代にわたり描き続けられている作品で、先代の作者は95年まで、それ以降は息子の王澤氏(ペンネームと同名)が受け継ぎ、現在も新作を発表している。25日まで開催。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180706_11653/

 

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