24年前の強盗・強姦、国外逃亡犯が自首【香港―社会】

1994年にホステスから金品を奪い、強姦した容疑で指名手配され、今年1月に24年ぶりに自首した男(52歳)の裁判が7月30日、開かれた。7月31日付香港各紙によると、事件当時28歳だった被告は共犯の男と共にナイトクラブで目を付けたホステスに1700ドルで売春を持ちかけホテルへ同行させ、客室に入った途端に手足を縛って監禁。共犯の男が奪ったクレジットカードで3万ドル相当の金品を購入する間、女性の見張り役だった被告は「買春代は後で払う」と言って性行為におよんだという。事件から1カ月後に2人は逮捕され保釈されていたが、翌95年5月の裁判に被告が出席しなかったため法廷が指名手配を命じ、共犯の男だけが禁固7年に有罪判決が確定、服役した。被告は長年にわたり中国本土に身を隠し、その後はバンコクへ逃亡。2014年からタイとミャンマーの国境付近の教会で働くうちに改心し、牧師に罪を打ち明け、牧師からの勧めに従って自首したそうだ。すでに香港身分証を失くしており、中国大使館が身元を確認するまでタイで8カ月間拘留され、今年1月に香港国際空港に到着した時に逮捕された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15553

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