香港の女性監督、本土で強姦未遂を公表【香港―芸能】

香港の女性映画監督、林淑貞さんがロケのため海南島のホテルに滞在中、隣室の客に強姦されそうになったことが分かった。7月25日付香港各紙によると、7月16日朝6時ごろ、ホテル18階にある部屋で就寝していた林さんは突然、黒いパンツしか身に着けていない裸の男に襲われたが、抵抗して相手を殴り、男は逃走。その後、公安が容疑者を逮捕し、男は隣室に宿泊していた海南航空の見習いパイロットであることが分かった。酒に酔ってバルコニーを伝って部屋に侵入したと供述したそうだ。しかし公安は和解を勧め、「パイロットの育成にはコストがかかる」「男を殴ったのだから、男を訴えればあなたも襲撃罪で訴えられる」などと、告訴しないよう説得したという。林さんは2度にわたって事件を立件するように公安に要求したもののかなわなかったため、7月23日に事件に関する声明を発表。事件の詳細について公表するとともに、法の公正を呼び掛けた。その声明発表から1日もたたないうちに海口市公安局は事件を立件したと発表し、海南航空でも容疑者を停職処分にしたことが明らかになった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170707_1867/

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