18年のパンチラスポット公表、改善は半数【香港―社会】

民主建港協進連盟(民建連)婦女事務委員会は7月22日、盗撮被害が起きやすい「走光黒点(パンチラスポット)」を公表した。7月23日付香港各紙によると、民建連は例年7月に香港域内の建物を調査しブラックリストを作成しており、2016年以来2年ぶりとなる今回(8回目)は17カ所が公表された。このうち多くがベルトの下が透明なガラスになっているエスカレーターや階段、ガラス製の欄干だ。リストにはコーズウェイベイのワールドトレードセンター、ハイサンプレイス、リーガーデン2、アドミラルティーのパシフィックプレイス、チムサーチョイのシルバーコード、海沿いのプロムナードなどの人気のショッピングスポットや観光名所のほか、MTR香港駅(チェックインカウンター近く)、チムサーチョイ・イースト駅なども含まれている。こうしたスポットはミニスカートやショートパンツを履いた女性の下着が見えやすいという危険をはらんでおり、民建連では該当の建物について改善を要求するとともに注意を喚起している。2016年にリストに挙がった場所のうち約半数が改善されたが、セントラル駅など改善が見られない場所も多いという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15025

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