道路標識に酷似のパネル、市民困惑【香港―社会】

香港の格安航空会社(LCC)である香港エクスプレスが先ごろプロモーションイベントとして道路標識にパネルを設置していたことから苦情が寄せられ、同社が撤去・謝罪していたことが分かった。7月19日付香港各紙によると、問題のパネルは道路標識の足部分に取り付けられていて、デザインも道路標識に酷似した矢印型だ。地名とそこまでの距離とQRコードが書かれているだけで、香港エクスプレスのロゴや社名、イベント名称などは書かれておらず、本物の道路標識との混同を招く恐れがあるとの批判が出たという。ノースポイントからフォートレスヒル一帯では一時少なくとも20本は置かれていて、実際にそれがイベント用の看板だと思わず本物と思っていた市民も多かったそうだ。政府路政署によると、道路標識にはいかなる宣伝物品も取り付けることは禁じられており、政府公用地にポスターや看板、チラシを張ったり展示することは「公衆衛生及市政条例」違反にあたるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180208_7088/

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