企業の2割が第3四半期の新規採用に意欲【香港―経済】

3カ月以内に増員を予定している香港企業が20%を超え、人材不足の傾向が顕著となっている。6月13日付香港各紙によると、これは人材コンサルタントのマンパワーグループが香港内の経営者636人を対象に行った第3四半期の「就業展望調査」であきらかにしたもので、経営者の21%が増員予定と回答した。全6業種(金融・保険・不動産、製造、鉱業・建設、卸・小売り、サービス、運輸・公共)の中で最も採用意欲が高いのは「金融・保険・不動産」で23%にのぼり、前年同期比で5ポイントもアップしている。今後の傾向について同社の徐玉珊・大中華区高級副総裁は「全般的に採用意欲は旺盛だが、中でもIT技術者の需要が最も高い」とコメント、「フィンテックやビッグデータ技術者の引き合いは多く、金融では給与の3割増しでのヘッドハントはざら」と具体的に述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171214_5923/

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