新型タバコ、未成年への販売禁止を建議【香港―社会】

政府食物及衛生局は未成年への電子タバコや加熱式タバコの販売を禁止するよう提案している。6月12日付香港各紙によると、同局は現行の「吸煙(公衆衛生)条例」を改定し、電子タバコや加熱式タバコなど新型タバコに関する規制の実施を求める提案書を6月11日に立法会に提出した。提案書の内容は、未成年への販売禁止、広告やポロモーション、協賛の禁止、外装に健康被害に関する忠告を記載しなければ販売できない、販売機での販売禁止など8項目だ。同局は今年4月に発表した統計を引用。15歳以上の市民5700人に毎日電子タバコを吸う習慣があり、電子タバコを吸った経験があると答えた小学4年から6年は約2300人、中学生では3万人いたとの調査結果を述べ、新型タバコの使用者数は目立った増加はないものの、外国での前例から状況は急変する可能性もあると指摘。一旦勢いがつけば元に戻すのは難しいとして、早期の規制実施を呼び掛けている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=2186

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