映画小道具の偽札、執行猶予付き有罪判決に【香港―芸能】

映画の撮影で小道具として使用した香港ドルや人民元、米ドル、英ポンドなどの偽札計22万3000枚を保管していたスタッフらが「偽紙幣保管罪」で香港警察に逮捕された事件の裁判が5月31日、東区法院で開かれた。6月1日付香港各紙によると、起訴されていたのは映画製作会社で小道具を担当する男性Aと、ネットムービー製作を目的に偽札を借りた男性B。このたびの裁判では香港ドルの複製紙幣についてのみ審理された。裁判官は不法な用途でないにしろ、お札の模倣度が極めて高く、もし市場に流出した場合に他人に損害を与えることになると指摘。両被告に禁固2年執行猶予4月を言い渡した。A被告のような映画関係者が偽紙幣保管罪で有罪になるのは初めてのケースという。この判決に対し映画業界は「道具と偽札は別々の概念を持つものなのに、今はごちゃまぜにされている」と反発。香港電影工作者総会ら業界団体は5月31日晩、今まで小道具としての複製紙幣に関するガイドラインが示されたことはなく、複製は政府金融管理局への申請が必要と知ってから申請したのに却下されたなど、政府に改善を求める声明を発表した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180108_6244/

 

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