香港大学民意研究計画は5月29日、天安門事件に関する世論調査の結果を発表した。30日付香港各紙によると、調査は5月21~25日、1009人を対象に行われた。天安門事件の再評価については「支持する」が54%で前年比1ポイント低下、「支持しない」は同3ポイント低下の24%となった。当時の北京の学生のやり方に対しては「正しい」が同4ポイント上昇の50%、「間違っている」が同5ポイント低下の17%。中国の民主化推進に対し香港市民は「責任がある」との見方は同2ポイント低下の56%、「責任はない」は同1ポイント上昇の31%で1993年の調査開始以降で最高となった。香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の何俊仁・主席は「一部の香港市民が中国の民主化を推進する責任はないと思っているのは無力感によるものだと思う。だが5割以上の人が責任があると思っているのは悪くない」と評価した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180529_10667/