住友商事、台湾の食品小売事業への参入【台湾―経済】

住友商事株式会社と三商投資控股股分有限公司(三商投控)は、三商投控の子会社で、台湾において食品小売事業「Simple Mart」を運営する三商家購股分有限公司を通じ、共同で台湾における食品小売事業を展開する。住友商事は三商家購股分有限公司の株式を三商投控より取得し、持分法適用関連会社とする。台湾における食品小売市場は約3.7兆円と推計され、中でもSimple Martを含むスーパーマーケット業態の成長が著しく、2016年の市場規模は2011年と比較し約1.5倍に拡大しており、今後も成長が続くと予想される。Simple Martは飲料や加工食品、日用品などを主力商品としており、住宅密集地や市場近辺など、利便性の高い立地に出店し、周辺住民の生活必需品の需要に対応することで事業を拡大している。現在、台湾第2位の店舗数となる627店舗(2018年4月末現在)を台湾北部を中心に展開しており、約170万人の会員基盤を有している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180528_10629/

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