旺角のホコテン、18年の歴史終わることに【香港―社会】

買い物客や街頭パフォーマンスを眺める市民らでごった返す旺角の歩行者天国が、早ければ4カ月後になくなるという。5月25日付香港各紙によると、かねてより付近住民から騒音に対する苦情が多く、たび重なる実施時間の縮小によっても改善は見られなかったようだ。5月24日に行われた油尖旺区議会では賛成票が16票で、旺角の歩行者天国を撤収する議案が通過した。旺角の西洋菜南街で歩行者天国が始まったのは2000年8月から。その後03年12月に拡張されたが、10年8月に時間帯が縮小されたのを皮切りに12年7月に再度時間帯が縮小された。14年1月には歩行者天国の実施日数を削減し、時間帯も縮小されたほか、月~金曜は車両通行止めを撤廃し、車の通行が再開された。街頭パフォーマンスが見られなくなることを惜しむ声も出ており、議員の中にはパフォーマンスをライセンス制にするなどで規制・監督してはどうかという意見もあるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180504_9953/

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