バスおたくの犯行か? バス盗み事故で大破【香港―社会】

盗まれたバスが十数キロを走行、衝突事故を起こし大破するという事件が起きた。5月23日付香港各紙によると、バスが盗難にあったのは22日深夜2時すぎの黄大仙楽富バスターミナル。何者かが停留していた2階建ての九龍バスに乗り込み逃走したという。通報を受けた警察は車載のGPSからバスが葵涌のコンテナ・ターミナル付近を走行中であることを確認し跡を追ったが、追いついたときにはすでに犯人の姿はなく、植栽の縁石に衝突し、フロント部分が著しく破損したバスが残されていたという。バスは導入から十数年を経た古い車両で、車内用の監視カメラは搭載されていなかったが、その一方で楽富バスターミナルの防犯カメラは犯人の男の姿を捉えており、警察では分析を急いでいる。警察では犯人像をバスの操作を熟知したバス運転経験者とみているが、昨今多発している、いわゆる「バスおたく」の犯行の線でも捜査を進めている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180417_8915/

 

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