西城秀樹さん訃報、香港各紙が大きく報道【香港―社会】

5月16日に亡くなった西城秀樹さんの訃報は香港でも大きく報じられ、その人気の高さを物語っている。5月18日付香港各紙は西城さんを中国語で「日本殿堂級歌手」「巨星」と評して追悼記事を掲載。『りんご日報』は、日本のみならずアジア全域で絶大な人気を誇ったこれまでの活躍を紹介する記事に加え、付録として『傷だらけのローラ』のころを思わせる長髪の西城さんのカラーポスターも付けていた。西城さんは1981年から5回にわたって香港でコンサートを開催。そのヒット曲の数々は故・張国栄(レスリー・チャン)さん、劉徳華(アンディー・ラウ)ら香港のアーティストたちがカバーして大ヒットし、香港市民に親しまれた。西城さんは1987年には香港映画『天使行動(Angel)』に出演、方中信(アレックス・フォン)と共演した。日本で行われた音楽イベントで共演したことをきっかけに梅艶芳(アニタ・ムイ)さんと交流が続き、2003年にアニタさんが他界したときには友人として追悼コメントを寄せた。アニタさんは芸能界デビューする前から西城さんの熱狂的なファンだったことで知られており、17歳で婚約したアニタさんがその後婚約破棄に至ったのは、婚約者がアニタさんの熱狂ぶりに耐えられなかったからだと報じられたこともあったという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180518_10342/

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