タイ旅行の香港青年が保険金詐欺で逮捕【香港―社会】

旅行先のタイで強盗に遭ったとウソをつき、保険金をだまし取ろうとした香港人男性3人が現地で逮捕された。5月9日付香港各紙によると、容疑者たちはいずれも昨年10月に香港理工大学を卒業したという20代の男性。5月5日の夜11時ごろにバンコクの警察署に「セントラルワールドからトゥクトゥクに乗ってホテルに帰る途中、ドライバーに刃物で脅されてスマホや現金を奪われた」と被害届を出したという。アイフォーン・3台とカメラ2台、現金4万5000タイバーツを奪われたと申告したものの、警察署で個別に事情聴取を受けた際に3人の話が一致せず、当局は不審に思い捜査を開始。セントラルワールドの防犯カメラの映像を調べたところ、3人が乗りこんだのはトヨタのバンで、ホテルの防犯カメラの映像にも彼らがホテルに戻るときに手にスマホを持っている姿が映っており、ウソが発覚した。3人は起訴内容を認めており、有罪が確定すれば、3年以下の禁固刑か罰金6万バーツとなる可能性がある。結審後は香港に強制送還され、以降タイへの入国についてはブラックリスト扱いになるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16345

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