客室乗務員殺害、犯人の動機は復縁拒否【香港―社会】

2013年12月に香港ドラゴン航空客室乗務員の陳曼儀さん(当時26歳)が殺害後にクローゼットの中に遺棄された事件で、殺人容疑で起訴された元交際相手の男(30歳)の裁判が4月19日、高等法院で開かれた。20日付香港各紙によると、事件当日、フライトを控えた陳さんに復縁を求めた被告に対し、陳さんがやりなおす可能性がある、同日の乗務を休んでもいいと答えたため一方的に期待。しかし、陳さんの携帯電話を見て新しい恋人らしき相手がいることを知りカッとなって犯行に及んだと話している。被告は陳さんを手にかけたことは認めているものの殺意は否認しており、陪審団による裁判は動機や殺意の有無が焦点となっている。被告は犯行後に逃亡して本土に潜伏していたが、香港警察が30万ドルの懸賞金をかけて男を指名手配。16年10月末に深センで逮捕されていた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16698

Share