マークス・アンド・スペンサー1号店が閉店【香港―経済】

チムサーチョイの海港城(ハーバーシティ)内にある英国系百貨店「マークス・アンド・スペンサー」が4月17日、閉店した。4月18日付香港各紙によれば、同店舗は1988年に香港に進出したマークス・アンド・スペンサーの香港1号店で、30年の歴史があった。最終営業日となった17日は、多くの商品が割引され、中には70%オフの商品もあり、多くの客が訪れたという。閉店の理由は同店舗の賃貸契約満了によるものだが、マークス・アンド・スペンサーは約半年前に中国を含む10カ国・地域で本社資本による経営をやめ、フランチャイズ経営に転換。2017年末までに香港・マカオの小売業務を中東企業のAl―Futtaimに売却している。Al―Futtaimは世界11都市でマークス・アンド・スペンサー72店舗を経営しており、うち香港・マカオは計27店。目下、香港には25店あるが、ほかの支店は閉店する予定はないという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180118_6534/

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