動物虐待事件処理を強化、専門チーム設置【香港―社会】

猫や犬、カメなど動物を虐待する事件が頻発する中、香港警察は動物虐待事件の処理を強化する。4月15日付香港各紙によると、4月14日に警務処の盧偉聡処長が警察学校の式典に出席した際の談話で明らかにしたもの。現在香港警察には24の所轄があるが、このうち動物虐待を専門的に処理するチームがある所轄は13のみ。今後はこれを22の所轄まで増やす。各チーム5~6人で編成されることから、動物虐待を専門的に処理する警官は約130人まで増える見込みだ。また、現在すべての警官が警察学校で課程の1つとして動物虐待事件の処理について学んでいるが、専門チームのメンバーは政府自然漁農護理署および動物愛護協会との提携による強化コースも受講することになる。さらに来年度からは香港の全警官約3万人が受ける定期訓練の中に動物虐待事件処理に関する課程が盛り込まれるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180409_8286/

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