宝飾品4千万ドル分強奪、コロンビア人逮捕【香港―社会】

白昼の宝飾品店で強盗事件が発生した。3月27日付香港各紙によると、事件が発生したのは26日午前11時過ぎ、中環・威霊頓街の宝飾品店「聚宝珠宝」。キャップとマスクで顔を隠した3人組の男が、大型のハンマーで店頭のショーケースを破壊し、中の宝飾品4000万ドル分を強奪し逃走した。ショーケースが割られてから逃走までわずか1分足らずだったという。通報を受けた警察ではマシンガンを持った特殊部隊を出動させ、5分後には実行犯の1人の身柄を確保。あとの2人は取り逃がす事態となったものの、確保された男とともに15日に入境した際の映像が空港のカメラに残されていたことが決め手となって、26日18時過ぎに深セン湾出入境管理所で中国本土に逃れようとしていた2人を発見、逮捕となった。この3人組の男はすべてコロンビア人。なお、強奪された宝飾品のほとんどは戻ったが、数点はいまだ見つかっておらず、また香港内にも手引き役がいた可能性もあり、現在も捜査は続けられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180327_8157/

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