黄色い救急車がお目見え、1台100万ドル【香港―社会】

香港では救急車はその車体の色から「白車」という通称で呼ばれているが、先ごろ「黄色い救急車」がお目見えした。3月20日付香港各紙によると、消防処が3月19日に車体が黄色い新型車両3台を試験導入した。試用期間は8カ月で、大埔、牛頭角地区を皮きりに香港全域の各救急ステーションで順次試用していく。香港には現在381台の救急車があるが、車体寿命は7年。2016年に購入した新型車両は1台約100万ドルという。車体の色は、欧州連合(EU)で標準認証されている黄色を採用。新型車両は従来の車両とは設計が異なり、走行中の安全確保のため運転席と後部が完全に分離されているほか、これまで車内の右側にあった寝台が中央に置かれて周囲に独立したイス4個が加えられ、救急隊員が多角的な処置が出来るようになっているなど、5つの特徴がある。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16688

 

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