香港電影金像奬ノミネート作品発表


 香港映画界のアカデミー賞と称される「香港電影金像奬/Hong Kong Film Awards」。その第37回授賞式が来る4月15日に香港文化中心(香港カルチュラルセンター)で行われる。今年も主要タイトルである作品賞や監督賞をはじめ、計19部門から最優秀賞が選ばれることになっており、2月6日にはノミネート作品が主催者より発表された。

作品賞、監督賞などにノミネートされている『拆弾専家』。主演の劉徳華(アンディー・ラウ)も主演男優賞受賞なるか注目だ(写真提供・Panasia Films Limited)

 今年最も多くの部門でノミネートされたのは、許鞍華(アン・ホイ)監督の『明月幾時有』。作品賞、監督賞、主演男優賞など11部門でノミネートされた。次にノミネートが多かったのが、張艾嘉(シルビア・チャン)監督・主演の『相愛相親』と古天楽(ルイス・クー)主演の『殺破狼—貪狼』の9部門となっている。

張艾嘉(シルビア・チャン)が監督・主演した『相愛相親』は作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門でノミネートされている(写真提供・Edko Films Ltd)

 一方、香港でも絶大な人気を誇る日本の俳優・倉田保昭が『空手道』と『蕩寇風雲(邦題:ゴッド・オブ・ウォー)』の2作品で助演男優賞にノミネートされ、注目を集めている。

本紙1380号特集でロングインタビューに応えてくれた倉田保昭。香港で空手道場を開くなど絶大な人気を誇る。今回は『空手道』と『蕩寇風雲』という2作品で助演男優賞に同時ノミネートされている(撮影・馮耀威)

※資料提供・香港電影金像奬協会

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