長和実業の李嘉誠・会長が引退を発表【香港―経済】

長和実業の李嘉誠・会長は3月16日、引退を発表した。同日の香港電台(RTHK)ニュースによると、李会長は同社の業績発表記者会見で会長職と取締役を辞任すると発表。5月10日の株主総会の後に正式に退任する。ただし取締役会の要請に応じて顧問に就任することに同意し、引き続き同社グループの重要事項では意見を出すと説明した。取締役会では李会長の子息である李沢鉅・副会長が後任会長に推薦されている。李副会長は同グループで33年間勤めてきた。李副会長が引き継いだ後にグループ内の再編があるかどうかについて、李会長は「グループの機構は基本的に良好で大きな変動はない」と答えたほか、昨年の行政長官選挙で支持を示していた林鄭月娥・行政長官については「香港のために力をつくしている」と称賛した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180122_6648/

 

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