立法会補選、獲得票で6対4の比率崩れる【香港―政治】

3月11日に行われた立法会補欠選挙では、直接選挙枠での民主派と親政府派の得票率の差が顕著に縮小した。13日付香港各紙によると、直接選挙枠では従来、得票率は6対4で民主派が優勢といわれてきたが、今回補選が行われた3選挙区を合わせた得票率は民主派が47%で親政府派は43%。民主派が50%を割るのは初めてで、両者の得票数の差は4万票足らず。特に九龍西選挙区では49%対50%で逆転したほか、新界東では中間派の候補者もいたため45%対37%となった。返還後に直接選挙枠の補選は4回行われたが、1選挙区で1議席を争うため親政府派が勝ったことはない。このため九龍西で民主派統一候補の姚松炎氏が民主建港協進連盟(民建連)の鄭泳舜氏に負けたことは民主派陣営にとって補選で初めての敗北となった。残り2議席の補選に向けて民主派はこの結果を教訓として生かす構えだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180313_7792/

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