補選で当選した区諾軒氏に資格無効の訴訟【香港―政治】

3月11日の立法会補欠選挙で当選した区諾軒氏に対して立候補資格無効を求める訴訟が持ち上がった。13日付香港各紙によると、区氏は「香港独立」を選択肢に含む「自決」を提唱し、2016年のデモで基本法を燃やした上に今後も燃やす可能性を示唆。このため選挙主任や選挙管理委員会には出馬資格に疑問を呈する声も寄せられていた。区氏が当選した香港島選挙区の有権者である梁国偉氏と黄大海氏は12日、親政府派組織「23万監察」スポークスマンで元立法会議員の王国興氏とともに記者会見を行い、区氏は立候補届け出で署名した声明と確認書に違反するため裁判所に出馬資格無効の裁定を求めると発表した。梁氏と黄氏はそれぞれ東区選挙事務所と選挙管理委員会に出馬資格取り消しを陳情したが回答は得られなかったという。この件について特区政府スポークスマンは「すでに司法手続きに入っているためコメントできない」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180313_7788/

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