理工大で「新春特別日本舞踊公演」開催

「日本舞踊 若柳流香の会」は3月3日、舞踊公演「新春特別日本舞踊公演~日本伝統の美~」を香港理工大学・賽馬会総芸館で開催した。日本舞踊5大流派の一つである若柳流「若柳流香の会」による10回目の公演を記念し、若柳流四世家元・若柳壽延氏を日本から招聘、新名取のお披露目も兼ねたもの。今回は”衣裳、鬘師、顔師”を香港に招き本格的な日本の伝統舞台を再現。約1000人収容の会場はほぼ満席となり、観客の多くは地元市民だった。舞台を見た観客からは「踊り、衣裳、演出の何もかも素晴らしく、日本舞踊に対する考え方や見方が変わった」「言葉を発しなくても心情が伝わり情景が浮かぶ。こんな感覚は初めてだった」など、日本の伝統芸術への理解が深まったとの声も多かった。同会師範の若柳智香氏は「日本の文化を好む人が多い香港だからこそ実現できた。多くの方に古典の美を伝えられたことはこの公演の大きな意義だった」と喜びを語った。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180214_7180/

Share