立法会補選、姚・周氏の代替候補が出馬へ【香港―政治】

立法会補欠選挙の立候補届け出が1月29日に締め切られるが、民主派と自決派の統一候補が出馬資格を得られないのに備えて代替候補がぎりぎりで届け出を行う構えだ。26日付香港各紙によると、民主動力の予備選挙で九龍西選挙区の候補者に選出された姚松炎氏と、香港島選挙区に出馬する香港衆志の周庭氏は25日までに出馬資格が確認されていない。民主・自決派は2人の資格が得られない場合の代替候補として九龍西に民主党の袁海文氏、香港島に民間人権陣線の区諾軒・副主席を出馬させることを決め、29日に届け出るという。消息筋は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の基本法104条に関する解釈に基づき姚氏と周氏は出馬資格を認められないと指摘。香港衆志の主張する「民主自決」には「香港独立」が選択肢に含まれているため、周氏が出馬資格にかなっていないのは姚氏より明白とされる。一方、立法会の同一期内で宣誓をやり直すことは認められないため姚氏も出馬資格を得られないという。選挙主任と律政司は出馬資格の問題に関する書類を準備しており、29日までに2人に決定を通知するそうだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180126_6735/

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