無免許の両替店、5年で検挙数44件【香港―経済】

2012年から金銭サービス業がライセンス制となり、両替店は営業免許が必要となったが、過去5年内に当局が検挙した無免許経営は44件となった。1月22日付香港各紙によると、税関はマネーロンダリングとテロ分子の資金調達の防止を目的に、12年4月から貨幣交換店を含む金融機構に対し免許の申請を義務づけた。また、免許の申請のみならず、顧客の身分や取引の全記録を少なくとも6年間保管することを義務付けている。当局は定期的にパトロールを行っており、店先に両替レートを表示しているのに無免許だった店などが数千から数万ドルの罰金刑やライセンス申請資格の取り消し12カ月などの摘発例がある。免許を持つ両替店は17年11月末までで1290店あるが、109店が税関に報告せずに支店数を増減した、銀行口座の審査を怠ったなどで当局から警告を受けた。しかし、この5年間で無免許店は増えているわけではないという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171103_4851/

 

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