香港サッカー、八百長に従わねば賠償金【香港―社会】

プロサッカーチームの予備組(リザーブチーム)が出場する試合で八百長が行われ、贈収賄容疑で逮捕された元選手の裁判が1月11日開かれた。被告は2008/09シーズンに香港トップリーグのMVPに輝いた李威廉、07~10シーズンに最優秀ユースプレイヤーに選出された郭建邦、09年東アジア競技大会の優勝メンバーの1人である鄭礼●ら5人。問題となったのは主にユースプレイヤーが出場する予備組聯賽(リザーブディビジョン・リーグ)の4試合だ。廉政公署(ICAC)は2016年10月に上述の5被告ととばくの胴元の計6人を逮捕し、詐欺および贈収賄の容疑で起訴した。11日の公判では李威廉被告が罪状を認めたが、他の被告はいずれも容疑を否認している。同日の供述により、5被告の中には八百長を持ちかけられたが実行しなかった人物もいて、試合結果が胴元の指示通りにならなかったときには報酬をもらえず、逆に賠償金を払うシステムになっていたことが明らかになった。1月12日付香港各紙が伝えた。【●=賽の貝が馬】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171123_5341/

 

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