ドラッグストア、11月のインバウンド消費【中国―経済】

購買ビッグデータ分析の株式会社True Datは12月27日、全国ドラッグストアのPOSデータによる11月のインバウンド消費動向調査を発表した。11月のドラッグストアにおけるインバウンド消費購買件数は同社が調査を開始した2015年1月以降で過去最多となる1店舗あたり1534件を記録した。2016年同月(1031件)と比べ48.7%増と大幅に増加している。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2017年11月の訪日外国人数は2016年同月比で26.8%増加しており、訪日客数の増加に伴いドラッグストアで買い物を楽しむ外国人がさらに増えている様子がうかがえる。インバウンド調査対象店舗における人気商品はリップクリームや目薬などの上位定番商品のほか、厚手のタイツが徐々に順位を上げており、今後気温の低下に伴ってさらに上昇してくるのかが注目される。一方、9月に急上昇ランクインした「日東紅茶 ロイヤルミルクティー」は前月の5位から当月は圏外へ下降した。このように近ごろでは化粧品、医薬品といったこれまでの定番カテゴリ以外の商品に動きがあり、インバウンド消費の対象となる商材に広がりが見られる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171128_5425/

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