ジャパンマルシェ、生鮮野菜・青果の直売会【香港―社会】

ジャパンマルシェに主催による生鮮野菜や青果の直売会が12月3日、セントラルの和食レストラン「魚作」で開催された。同社は兵庫県内の小規模集落のアンテナショップで、小規模集落の野菜や加工品、情報を発信している。会場には「規格外」などの理由で廃棄されるロットアウト品などを含めた兵庫県産の季節の有機野菜や「マイクロキュウリ」「菊芋」「ヤーコン」、果物、加工食品やジャムとともに、地酒「富久錦」が並んだ。この日は同社フードコーディネーターの中川真之氏による料理教室が午前中に、午後には夕食会を開催。料理教室では野菜をふんだんに使ったスムージー、日本食でなじみのある食材を使ったイタリアン、サツマイモデザートなどを楽しみ、夜には「おもてなし夕食会」として兵庫の旬の野菜を取り入れた6品のコースを堪能した。参加した香港人女性は「四季がはっきりしている日本の食材ならではの魅力が十分にひきだされていた」と満足した様子。元町マルシェ店長の大小田達也氏は「鮮度の高い野菜のおいしさを味わい、知っていただくことが大事。今後定期的に香港で開催していきたい」と意気込みを語った。将来的には中国本土への進出拡大を図る。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171204_5633/

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