先週末の住宅市場、新築取引は7倍に増加【香港―経済】

先週末(11月25~26日)の住宅市場では新築取引が大幅増となった。27日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約340件で、前週末の約50件から7倍。うち西南九龍の「匯璽2」が308件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は13件で、前週末の12件から1件増加。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末の9件から1件減った。24日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は162.34(前週比0.16%下落)で、2週連続の上昇から下落に転じた。指数は11月13~19日に正式契約された取引に基づくが、主に10月30日~11月5日に交わされた仮契約が反映されている。過去3週間の累計伸び率は2.28%に達し、3週間の伸び率としては過去半年で最大。特に香港島は約6%の伸びとなった。林鄭月娥・行政長官の施政報告(施政方針演説)発表後に中古物件価格が上昇したことが表れている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171121_5309/

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