MTRも微信ペイでスマホ決済、12月から【香港―経済】

中国本土で広まっているスマホの決済アプリのひとつ「微信支付(ウィーチャット・ペイ)」が、香港のMTR駅でも利用可能になることがわかった。11月24日付香港各紙によると、利用できるのは券売機での乗車券購入時の決済のみで、購入も片道乗車券に限られるという。現行の八達通(オクトパス)のようにセンサーを利用し乗降ができるわけではない。MTRでは早ければ12月中旬のサービス開始をアナウンスしており、対応券売機が増設される駅は当初1~2駅とのみ明かし、詳細はまだ公開していないが、羅湖と落馬洲の2駅という情報も漏れ伝わっている。人民元のまま両替の手間なく使えることから中国本土客を意識したものとみられるが、香港仕様のウィーチャット・ペイHKでも利用は可能だ。一方、微信のライバルともいえるアリババ傘下の支付宝の広報も「支付宝でも同様のサービスを検討中。MTRの乗車券購入などの新機能の導入を予定している」と明かした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171102_4796/

 

Share