全人代の香港代表、12月19日に選挙【香港―政治】

第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の選挙が12月19日に行われるのに向け、香港で11月22日、代表を選出する選挙会議の第1回全体会議が開催された。23日付香港各紙によると、会議には林鄭月娥・行政長官と元行政長官3人を含む1462人が出席。会議を主宰した全人代常務委員会の王晨・副委員長兼秘書長は「中央の権力と基本法の権威に挑戦し、香港を利用して中国本土に破壊活動を浸透させることは絶対容認できない」と述べるなど、代表選挙は1国2制度や高度な自治の実現や香港の安定と繁栄を維持するため重要な意義を持つと強調した。今回の選挙からは候補者が中国憲法、基本法、1国2制度の方針を擁護し、中国と香港またはマカオ特区に忠義をつくし、直接または間接的に外国の機関・組織・個人からいかなる形式の選挙資金提供も受けていないという声明に署名することとなった。立候補届け出は24日から12月4日まで。12月19日の選挙で36人の代表を選出する。選挙会議のメンバーは1989人で、民主派も約300議席を擁している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171120_5295/

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