銅鑼湾書店店主が釈放、交通事故の刑期満了【香港―政治】

中国政治書籍の専門書店「銅鑼湾書店」の店主だった桂民海(桂敏海)氏が10月17日に釈放されたことが分かった。25日付香港各紙によると、これはスウェーデン外務省が24日に明らかにしたもので、北京のスウェーデン大使館が2週間前に国務院外交部から通知を受けたという。ただし桂氏の娘はツイッターで、父の消息について何ら連絡は受けていないと述べている。スウェーデン大使館によると、桂氏は2003年に交通事故で女子大生を死亡させた件について禁固2年の刑期を満了。大使館職員は釈放の通知を受けてから刑務所で面会し、17日に再び刑務所を訪れた際にはすでに出所していたという。桂氏は15年に出頭し収監されている間、公安機関が捜査中の違法経営とのつながりが発覚。銅鑼湾書店関係者らが国家新聞出版部門の販売許可を得ていない書籍を郵便によって中国本土で大量に販売し、違法に利益を得ていたため、関係者らは本土に入境した際に相次ぎ逮捕された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15078

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