美人からSNSに連絡、つつもたせ被害【香港―社会】

近年はビューティーサロンやトレーニングジムなどの悪徳商法が目立つが、最近はSNSを通じて知り合った美女の誘導で高額の施術を契約させられたという被害が相次いでいる。10月23日付香港各紙によると、民主党が設置しているビューティーサロンの悪徳商法専用ホットライン「美容苦主熱線」に、過去10カ月内に同一のサロンに対する苦情が82件あり、9月からこれまでの短期間内には9件の苦情があった。このうち被害者男性4人はいずれも独身で、自身のSNSアカウントに突然見知らぬ美しい女性から連絡があり、甘い言葉に誘われてデートしたら「サロンの施術に付き合ってくれる人がいない」などの口実で「Francille Beauty」に連れて行かれ、施術を契約してしまったという。お金を払った後、女性からの連絡はぱったり途絶えたそうだ。被害額は人によって異なり、1万から5万7000ドル。被害総額は12万2000ドルだ。民主党では、女性たちの手口は販売代理契約を結んでいるセールスマンのようで、店と手を組んだ組織的な勧誘だとみている。税関では「商品説明条例」に違反するケースとして、調査を進めている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170818_2832/

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