日本から来たコアラの「そら」を安楽死【香港―社会】

香港海洋公園(オーシャンパーク)は10月17日、オスのコアラ「そら」を安楽死させたと発表した。18日付『東方日報』によると、5歳のそらは2016年7月に日本の大阪天王寺動物園から貸し出されたオス。同10月から一般公開されており、同園が飼育するメスのコアラとのペアリングが期待されていた。今年5月に深刻な呼吸器感染症にかかって治療を受け、治癒はしたものの次第に衰弱していったという。過去数カ月は同園が24時間体制でケアしていたが、10月16日から容体が悪化。同17日に安楽死の決断をしたという。14年にオーストラリアから同園にオスの熙熙(英名:Dougie)、メスの悠悠(英名:Yani)、美美(英名:Merinda)という3匹のコアラが贈られたが、うち美美は到着まもなく腎臓病のため安楽死となっている。美美の死因には遺伝的多様性が低い(環境の変化に対応できない)ことがかかわっているとの見方があり、オーストラリアではなく日本から1匹借りることになったという経緯があったようだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170831_3196/

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