第一世代が失効、オクトパス切り替え呼び掛け【香港―社会】

第一世代のオクトパスカードが2018年1月20日から順次失効するため、八達有限公司(オクトパスカード・リミテッド)が早めに新しいカードへ切り替えるよう呼び掛けている。10月18日付香港各紙によると、同社では15年からセキュリティーとNFC技術が向上した新しいカードへの切り替えを呼び掛けているものの、流通する約200万枚の第一世代カードのうちこれまでに回収できたのは80万枚。回収率はわずか40%となっている。そこで10月17日から第一世代カードを使用すると「Dood~Dood~Dood」という電子音が鳴って所持者に注意を促すことになった。18年1月20日に失効するとそのカードは使用できなくなるが、新カードへの交換と残額およびデポジットの移行は可能という。第一世代は03年以前に発行されたもので、カードの新旧の見分け方は、カードの番号の最後の数字にカッコが付いていなければ第一世代。同じ第一世代でもロットによって失効日が異なるので注意したい。交換(無料)はMTRや九龍バス(KMB)のカスタマーセンターのほか、MTR駅構内などに設置された無人の機械「オクトパスサービスポイント」でも可能。同社では2019年中にすべて新しいものに交換する計画だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170928_3912/

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