刑罰に相違、男性同性愛者への差別だと主張【香港―社会】

ゲイ団体のメンバーである香港人男性が、刑事犯罪に関する法律「刑事罪行条例」における男性同士の性行為やわいせつ行為に関する条文が、「香港基本法」および「人権法」に違反するとして高等法院に司法審査を求めている。10月12日付香港各紙によると、原告(24歳)は、16歳未満の男子と肛門性交をした場合の最高刑罰が終身禁固であるのに対し、16歳未満の女子と性交した場合の最高刑罰が禁固5年であることは男性の同性愛者への差別にあたると主張している。このほかにも7つの条文について、男性の同性愛者をべっ視していると指摘。法例が性的な傾向によって区別されていることに疑問を投げかけている。原告は同条例によって起訴された経験はないものの、自身が同性愛者の立場から司法審査を要求する資格があると述べている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170918_3597/

 

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